台湾小吃「花蓮」のブログ

1939年、日本資本で伐採事務所を作り
「林田山林場」と命名。
第二次世界大戦中、造船のために
大量の材木が必要とされたのです。

台湾独立後、1960～1970年代には
再び材木の需要が高まり大量の伐採がおこなわれ、
日本統治時代以上に人口が増え、栄えました。
この頃には「小上海」と呼ばれるくらいの
にぎわいだったそうです。




懐かしい雰囲気の古い日本家屋の宿舎です。
今も住んでいる人がいます。
住む人がいなくなったら、あっという間に
ボロボロになってしまいそう・・・





1991年に天然林伐採禁止政策により
伐採事務所は閉鎖されました。
今は政府の林野局の
オフィスになっています。




園内には材木を運ぶ鉄道跡が残っています。
古い線路の上を歩けるようになっています。
機関車も展示されていました。





ソリにのせて材木を運ぶところを再現。
実際に引っ張って体験できるようになっています。




かつて木炭を作っていた工場跡。




林業文物展示館では昔の生活用品や
林業に使った道具などが展示されています。





いろんな種類の木の断面。
なんか、ｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!




もう一つの展示は彫刻。
台湾人は木彫が大好きみたい。
やまねこは・・・芸術的すぎてちょっと・・・。
なんか、やたら大きいのが多いし、
人物は顔がコワイし・・・(~_~;)




やまねこは芸術作品よりも
古い家屋と青空・・・とか
苔むした古い階段・・・とかを見るほうが好き。




この階段はさらに上に続いていて
その上には中山堂というホールがあります。
ここにもたくさんの木彫の作品が並んでました。

おとなりには学校の跡。
中山堂はこの学校の講堂だったのかな？
学校はもう廃校になってて
校庭だけが残っているみたい。
ちょっと寂しい雰囲気ですね。