台湾小吃「花蓮」のブログ

台湾の小吃をいろいろ紹介するシリーズ、
今回は・・・

ちょっと、いや、かなりディープな味、
臭豆腐（チョウドウフ）です。
豆腐を発酵させて作ります。

その名の通り、とっても強烈な臭いがしますよ。
このすごい臭いを撒き散らす屋台が
おしゃれなブティックの前に存在したりするのが台湾。

初めてあの臭いをかいだときは
どこかで生ゴミがくさっているのか！？
どこかでトイレがつまってるのか？？
と、思ったくらいの臭いでした。

でも、発酵食品の臭いものってくせになると
やめられないものですよね。
納豆とか、チーズとか・・・
そして、食べてみると臭いと思わないんですよね。



ピーター店長のふるさと、花蓮県玉里には
ちょっと有名な臭豆腐のお店があります。
玉里橋頭臭豆腐。




もとは、貸マンガのお店をやっていたようですが
臭豆腐の人気とともに、貸マンガスペースはどんどん縮小、
この間行ったときには、とうとう完全になくなっていました。
（これは、一昨年の写真なので左奥にまだ本があります）

こういう小吃のお店では、入り口に屋台があって
そこで注文し、調理もそこでということが多いです。




左側の青いケースに、発酵させた生の臭豆腐が入ってます。
これが、すごい臭いを発しているのですね。
で、これを表面がサクサクカリカリになるまで
ディープフライするのです。
日本の厚揚げに似ていますが、厚揚げよりも皮が
厚めにサックサクになります。




揚げた臭豆腐を一口大に切って、上にキャベツと人参の甘酢漬け、
大根の千切り、バジルの葉を乗っけて甘酸っぱいタレと
チリソースをたっぷりかけて食べます。
決明子入りのカフェ紅茶も、このお店の名物。
（ミルクは入っていません）




どうですか、美味しそうでしょう??
台湾で臭い屋台を見つけたら、ぜひ見に行ってみてくださいね。
きっとそれは、臭豆腐の屋台に違いありません。
匂うとちょっとコワイですが、食べると最高ですよ。




揚げずに、鴨血（鴨の血を固めたもの）と一緒に煮込んだ
火鍋（鍋料理のことです）も美味しいですよ。
見かけは、まるでレバーのよう。
でも、やわらかくてレバーのような臭いもありません。

これは、台北の夜市で食べたときの写真です。
この写真の上の方に写っているものが鴨の血を固めた
もののスライスです。揚げてない臭豆腐は下に隠れてます。
より、ディープな味を求めるなら、チャレンジしてみて！！