台湾小吃「花蓮」のブログ

ここは、莒光樓。
1953年に金門防衛司が建てた、大陸反攻のシンボルだそうです。
中はいろいろ展示されてましたがどんなだったか忘れました(^_^;)
建物は丘の上にあり、遠くからでもよく見えました。




今回は、金門島のかつての激戦地、最前線の
史跡めぐりをしてみます。
厦門に面した側の海岸沿いにはかつての要塞がたくさん残っていて
多くが保存・公開されています。

要塞の周りの海岸線には丸太で作ったニセの砲台や
戦車が大陸に向けてたくさん配置されています。





この巨大なホーンも、大陸に向けて置かれています。
かつては、大陸の人々に台湾の素晴らしさを語りかけたり、
台湾の音楽を流したりしていたそうです。




要塞の中には、こんな狭い部屋がたくさんあります。
ここから機関銃を打っていたみたい・・・。
生々しくてこわいですね。




馬山觀測站。
ここは対岸までの距離がわずか2ｋｍちょっと。
対岸を監視する重要な場所だったんでしょう。
望遠鏡を使えば、人が歩いているのも見えるそうです。






また、いたるところに地下道があります。
いちばんにぎやかな町、金城にある地下道では、ガイドと一緒に
中を見学するツアーもあります。
写真、上は小さな町の地下道。
下は翟山坑道という、船が入れる半地下水道。





金門島からフェリーで10分で行ける小さな島、小金門島。
小金門にも戦跡があちこちにあります。






小金門島の戦争資料館で一番大きいのが湖井頭戰史館。
中には、当時の兵士たちの生活の様子がいろいろ展示されています。
家族と離れて要塞の中で暮らすのは大変だったろうな・・・。




金門島周辺ではこういう爆弾がたくさん手に入ったため
それを材料に包丁をつくるようになりました。
ピーター店長もこの時、1本包丁を買ってきましたよ。
今は、家ではなく「花蓮」のお店で使っています。




後編では、金門島のもうひとつの顔、
閩南建築の老街を紹介したいと思います。
（やまねこは、実は老街が見たくって金門島に行きました！）