台湾小吃「花蓮」のブログ

観察していると、首のあたりの皮膚の炎症や
あちこちに傷もある様子・・・ブルブル震えています。
体はガリガリにやせ細っていました。





連れて帰ろうか、すごくすごく迷って・・・
ピーターにも電話で相談したら、
「2匹になったら、家の中が天下大乱だよ。
覚悟してるんなら、好きにしていいよ。」と。
それで、決心しました。

でも、もしかしたら、最初に目が合ってしまったときに
そうなる運命だったような気もします。



ところが。

職場のみなさんの協力で保護しようとしたところ、
予想外の素早さで逃げて、隣の赤い建物と白い壁との間に
入り込んで出てこなくなってしまいました。
人間は入れない細い隙間しかありません・・・(>_<)




仕事が終わる頃にはもう真っ暗になっていて
捕まえるのは難しそう。
警備員さんが、「夜間もし見かけたら保護しておくよ」と
言って下さったので、後ろ髪引かれながら
昨日は家に帰りました。




そして今朝。
まだ生きていてくれることを信じて
ネコ用キャリーと子猫のエサを持って出勤したら・・・
入口のところで警備員さんが「捕まえたよ！！」って。

なんと、寒さから車のエンジンの中に入り込んで
ミャーミャー鳴いていたのだそうです。
気づかれずにエンジンをかけていたら・・・と思うと
運が強い子だな、と思いました。


持ってきた子猫のエサ、食べられるかわからないので
まずは半分だけあげてみることに。




警戒しているのか、食べられないほど弱っているのか
キャリーの奥に小さくなったままでした。




キャリーは、そのまま警備員室に置かせてもらって
2時間ほどして、仕事の手が空いたときに見に行くと
また奥に引っ込んではいましたが、エサは食べてました！！
よかった！！！ヽ(；▽；)ノ




ずっとうずくまったままなのが心配なので、
お昼休みに、ピーチウかかりつけの病院に連れて行きました。
診察待ち中に、やっとこちらを向いてくれましたよ。




診察してもらっているところ。
この骨格だと1ｋｇくらい体重があるはずだと先生。
ちびネコ（仮名）は550gしかありませんでした。
皮膚は固くなっていて、ひどい脱水状態なのと
体温も下がっていて危険な状態です。
そのまま入院させてもらうことになりました。





お別れするとき、正面から記念撮影しました。
だけど、ピンボケになっちゃった・・・。

まだまだ、どうなるかわからない、小さな命。
でも、運の強いこの子なら、きっと元気になって、
ピーチウの弟としてウチに来てくれはず。
ちびネコ（仮名）、がんばれ！！！！！