蚵仔煎(牡蠣オムレツ)
台湾の屋台や、小さなお店で
ちょっと小腹がすいたときに食べる料理を
「小吃」(シャオチー)と言います。
日本にも、たこ焼きとか大判焼きみたいな
小吃がありますよね。
台湾には小吃を出すお店がとにかくたくさんありますよ。
料理の種類もほんとにいろいろあって
みんな気軽におやつや夜食に食べています。
やまねこが好きな小吃のメニューも
たくさんありますが、材料が手に入りにくかったりして
自分では(日本では)作れないものも多いんです。
今日はそんな数ある小吃の中から
やまねこの大好きな「
蚵仔煎(オアジェン→台湾語の発音)」を
ご紹介します。
みんなが大好きな小吃なので、お店も多いです。
台湾に行ったことがある方は、夜市で食べたことが
あるかもしれませんね。
蚵仔(オアー)とは、台湾語でカキ(牡蠣)のことです。
(台湾語は、閩南語とも言われ、台湾で話される方言です。
福建省の方の方言が変化したものみたい。)
蚵仔煎(オアジェン)は、日本語では「
牡蠣オムレツ」と
訳されることが多いでしょうか。
こちら、花蓮市の人気店、
海埔蚵仔煎。
いつもたくさんのお客さんで混みあってますよ。
かなりオンボロなトタン屋根の掘っ立て小屋みたいな空間が
客席で、その前に屋台があって調理は屋台で。
このお店では、12個一挙に仕上げます。
鉄板にタマゴを割りいれ生地を流し、
カキと野菜を投入し、最後に一つずつ丸く仕上げます。
どんどん注文が入るので、休む暇なく焼き続けていきます。
最後に、それぞれのお店秘伝の甘辛いソースをかけて
いただきます♪
とろとろでとっても美味しいんです。
先ほどのお店は、いかにも台湾っていう風情の
味のあるお店でしたが、高級な雰囲気(?)のちゃんとした
レストランのようなお店もありますよ。
こちらも、花蓮市のお店、
正品蚵仔煎。
屋台は紙皿ですが、こちらでは陶器のお皿。
なんだか立派な料理のように見えますね(笑)。
お味の方も、美味しかったです。
みなさんは、どちらのお店がお好みでしょうか?
やまねこは、おんぼろ屋台のお店の雰囲気の方が好きです。
屋台の方が「台湾で小吃を食べている」という気分が
盛り上がるんですよね。
あ~~、書いてたら、食べたくなってきちゃいました~。
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